日本の足を守りたい
欧米では足をサポートする環境が整っていると言われています。
足の専門医であるポダイアトリストが診察し、靴とインソールの専門家であるペドーシストが足に合う履物を提供する仕組みです。身近に専門家がいることで足トラブルを気軽に相談でき、自分に合った靴やインソールに出会いやすい環境があると思います。
一方、日本には足病医という制度はなく靴やインソールを専門とする医療従事者も少ないため、足の悩みに十分応えられておりません。また特に、足トラブルの対策にインソールは欠かせませんが日本ではインソールの選択肢も限られていると思います。
インソールは大きく2種類に分類できますが、硬い素材で足を支えるコントロールタイプのインソールは日本ではあまり活用されません。硬いインソールはバイオメカニクス(生体力学)の観点からとても有用ですが、専門的な知識が必要なため普及が遅れていると感じます。
このような状況に対し、postでは足のお悩み相談会とバイオメカニクス理論のインソールを提供しています。
病院に行くまでもないちょっとした足のお悩みを気軽に相談してもらい、インソールでサポートします。
特にpostが開発したインソールはパターンオーダーの仕組みを取り入れ108種の形状パターンから選択するため、一から手作りするフルオーダーよりも価格を抑えられます。
これまで足について誰に相談したらよいか、どのように解決したらよいかお悩みの方は多いと思います。このようなお悩みにこたえられるよう、足を守る活動を行っています。
post代表 長瀬功太
POSTがつくるインソールの特徴
postがつくるインソールは硬いことが一つの特徴です。
インソールは柔らかいモノというイメージが一般的ですが、postのインソールは骨格を支えるために硬くしています。
人間の足は56個の骨から構成されるため歩行中はこれらの関節が動き、足の形状は変化します。この関節の動きが大きすぎると足の負担となるため、硬さのあるインソールで足を支えます。
硬いインソールはなんだか痛そうですが、足裏に形状がフィットすれば痛くありません。このため硬いインソールはオーダーメイドが基本で高額となりがちですが、postではパーツの組み合わせでインソール形状を変化させるパターンオーダーもご用意しています。この仕組みによりフルオーダーに近いフィット感と既製品に近い価格が実現できます。
なお、postのインソールは治療を目的にしていませんので、足病がある方は医療機関への受診をおすすめします。
POSTの軌跡
足専門クリニックや大学病院にて靴とインソール外来を義肢装具士として担当
日本フットケア足病医学会の学会員として、インソールや除圧フェルトの普及活動を実施
靴店やフットケア施設にて足の悩み相談会をスタート
足に携わる企業様向けの講習会をスタート
名古屋市創業支援等事業として認定
大手インソールメーカー(モリトジャパン株式会社)と協力しパターンオーダーインソールを開発中